2015年11月18日水曜日

悪紫之奪朱也

ある王様が戦争で負け、
敵に追われて戦車(馬の引っ張るやつ)で逃げる。
王様は同乗の家来に防ぎ矢を命じるが
家来は何本か矢を射かけると
「自分の分としてはこれで十分だ」
といって弓をしまってしまう。

…という話が、
たぶん
論語にあったと思う
(このあと孔子先生が論評したような)

気になるけど
どこに書いてあったか思い出せない
検索ワードが曖昧でググっても出てこない
ウチに何冊かあるはずの論語も見つからない。

3日ほど消化不良で悩んでいる。

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吉田兼好は
御所からの使者に、
やはり論語の「紫の朱奪ふを悪む」の書いてある場所を問われ
答ええたことを「自慢」している


たゞ今、御所にて、
「紫の、朱奪ふことを悪む」
と云ふ文を御覧ぜられたき事ありて…
仰せ事にて、求むるなり
と仰せらるゝに、
「九の巻のそこそこの程に侍る」
と申したり…
いさゝかの事をもいみじく 自讃したるなり
   (徒然草238段)

紫の朱を奪うを悪(にく)むなり
鄭声(ていせい)の雅楽を乱るを悪むなり
利口の邦家を覆すを悪むなり
   (論語 陽貨)

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それにしても
冒頭の話はどこに書いてあるんだ?

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