2016年3月12日土曜日

ホソカワカオリ

ホソカワカオリさんが地元横須賀で個展をするというので
三崎での買い物を兼ねて会いに行く。

ウチの食器の相当パーセンテージは
カオリ作品なので
展示されているどの作品も
新しくも、懐かしい。

彼女が窯を築いて2,3年目のころはじめて出会い
もう15,6年のお付き合いか。

知り合って何年もしない頃
なんだっただろうか
祝いの贈り物に
陶硯と水滴をいくつも作ってもらった。

カオリさんは硯や水滴のことを
どのくらい知っていただろう?
今考えると
頼むヤツも頼むヤツだが
引き受けるヤツも引き受けるヤツだったと思う。

カオリさんはおそらく
硯は墨をすり下ろす
大根おろし的なものと思ったのだろう
出来上がった陶硯は
硯面がザラザラ粗くて、
実用には適切とは言いづらかった。
ただ
僕はどうも気に入ってしまい、
贈る予定だった相手の何人かに
なんだかんだの言い訳をして別のものを贈り
硯1つと水滴2つを自分の手許に置いた。

明日横須賀に出かけよう、
という夜、
思いついて、
今も玄関の飾り棚においているそれを
新聞紙にくるんで持参し
カオリさんと昔を懐かしんだ。

今年のGWは
久しぶりに雑踏の益子陶器市に行ってみようかな。
































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