2016年3月31日木曜日

木印

家を作っている、
その柱(構造材)の桧で
はんこを彫る。


いわば「木口(こぐち)版画」

特に感想はなし。
展示に間に合わせるため
一気に彫ったら
いま背筋に倦怠感がいっぱい。



柱の切り口に
鉛筆でいきなり下絵を描いて
おもむろに彫りだす。



本当の木口版画でないし、
板目と違って繊維方向に木が剥がれたりしないので
案外簡単に刃が入る


道具はいろいろ持っていないので
基本的には2分(6mm)と4分(12mm)幅のノミだけで彫る





一応彫りあがり


試し押しをしてみるが
これはやらなければよかった。
あとであちこち赤がくっついてめんどくさかった。



長すぎる分をちょっと切る。
まぁまぁ平らに切れた



鈕(ちゅう/つまみ)を作る。



鋸を繊維を切るように挽くのは容易だが
縦に挽くのはなかなか大変だし
おそろしく節も多いので
鉈で割っていく



薄く剥ぐのはそう大変でもないが
節はもう嫌になるくらい堅い





角も落とす



鈕らしくなってきた



ドリルでした穴をあけてノミで穴を広げる
ドリルをもっと多用したかったが
中に節があって
太いドリルが通らない。



まぁ何とか出来上がる。
間が抜けているので
革を巻いてみる





前回作った「丹青」の印とともに。







戦いの跡

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