2016年8月12日金曜日

玉虫色の玉虫の翅

通勤中、タマムシの翅(はね)を拾った。
このあたりにもいるんだ!

生きた姿を見たかったけど
パーツだったおかげで翅の裏まで見えた。

この色はCDの裏側やシャボン玉の虹色と同じく
「構造色」といって、
微細構造が色を作り出していて
色素に基づかない発色をしている。
だから構造が崩れない限り色を失うことがない。
モルフォ蝶の翅も同じ。

法隆寺の玉虫厨子(たまむしのずし)は
このタマムシの翅を一面に貼り詰めたという。
2008年に、実際のタマムシの翅をつかった玉虫厨子が復元されたと聞いた。
使用したタマムシの翅は6622枚であったという。

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