2016年8月24日水曜日

巻物カレンダー

9/4まででカレンダーが尽きるので
続きを作る。

障子紙で作る、
極長1枚カレンダーである。

例えば8/29~9/4の月またぎの1週間に
連続した予定が書けるように、
というのが理由の一つ。

3か月分くらいは一目で見られるように
というのがもう一つ。

表示対象が少しずつずらせるといいよな
というのがさらに一つ。

そして

保管しておこう、
そのためには巻いてしまえるように、
というのが別の理由。

ウチらしい
オリジナリティーを出しておこうかな、
というのが最後の理由。

…ということでこの形式になった。


引っ張り出してみたら2008年の1月からこの形になったようだ。
9年半使い続けている。

あったことは書かないけれど
あるはずであったことの日記、
といったところか。
2008年の1月には
後楽園ホールに幼稚園児を連れて
笑点の収録を見に行く予定が書いてある。



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制作過程はこんな感じ。

適当な木材を定規にして
だいたい等間隔に鉛筆で線を引いていく。
だいたいでよいのである。


紙の幅は28㎝だから
1列1週間として7等分して
1日分4㎝ずつに分けていく。

ただ、1m定規に合わせて1mごとに4㎝区切りの点を入れるのは面倒なので
紙をいったん50㎝長さくらいで軽く畳んで
重ねたまま
目打ちで4㎝ずつに穴をあけると
1回でこの長い紙の全長にわたって4㎝ごとの区切りの点が入る。


4㎝感覚で空いた、目打ちの穴をひたすら定規で結んでいく



マス目が描きあがる。


鉛筆の線を薄墨でなぞる。

肥痩もよし
濃淡もよし
滲まば滲め
曲がらば曲がれ、
…である。


数字を書き込む。


2019年の12月まで書いたとき
なんだが日と曜日がずれた。

よく見たら
2019年の10月30日の翌日が11月1日になっている。
その前の週まででちょん切って、
とりあえず3年分のカレンダーが出来上がる。
数字の入らないマス目だけの障子紙も
あと3年分くらいはあるだろう。

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あと3年ちょっともつ。

次に数字書きをするのは3年後、
マス目描きをするのは6年後である。

順調であれば今年大学受験の娘は大学を卒業しており
今年高校受験の息子は大学に通っているであろう。

僕もあと4回くらいはマス目を描く機会があるかもしれない。
運が良ければ6回描けるかもしれないが、
10回描くことはありえない。

ただもしその
10回作った全部のカレンダーを集めたとしても
紙の分量としては新聞3日分ばかりにも満たないのである。

人生なんて
集約してしまえばいかほどでもない、
…みたいな気分になる、
  カレンダーづくりである。




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