2016年10月7日金曜日

割れナスや 食べてもらえる 果報者

ナスはもうあまり花が咲かなくなった
トマトは咲くし、ちょっと実るけど
赤くならない。
あきらめて刈り取ることにした。

ナスを刈り取り始めたら
「あそこに大きいのなっているよ」
といわれたが
色も悪いし、大きく割れているから捨てるんだといったら

「剥いて割れた固い表面だけとれば
 中は普通だよ。
 おとといの炒め煮にもこんなナスをいくつもいれたよ」

という。

家族は
庭で採った野菜が
形が悪かろうと虫に食われていようと
嫌な顔もしなければ
疑問も呈さない。

いくらつくってもどんどん捨てられていたら
野菜作っても面白くなかったろうな。

庭仕事、
言えば手伝ってくれるけど
言わなくてもちょっとくらい手伝えよ、
と思うけど
よろこんで食べてくれるというのは
野菜作りのモチベーションへの
最大限の支援なんだ、ということに気付く。

最後のナスはこれ。
この見てくれで
 食べよう、
と言ってもらえるなんて
果報者だな。


2股に分かれたトマトの
長い幹は根元から3.8m
短いほうの幹も2.9mだった。
蔓おろししながら育てたので
いつの間にこんなに長くなっていた。






トマトの幹は
太いところで3㎝くらいあった


 いくらおいても赤くならない実は
糠漬けにしてみる、
とのこと。


一句
 ナス3つ、トマト1つの夢のあと










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